現在の日本に冷凍車は欠かせないアイテムだと言えます。冷凍車が無いとしたら、コンビニのアイス製品は全部消滅します。冷凍食品系も消えて無くなります。冷凍した果実も消えます。今の人が満喫している食物の多くの部分が冷凍車無しでは成立できないのです。
冷凍車を大まかに理解するには、保冷車と比較してみると分かりやすいです。保冷車とはトラックの荷台部分に薄い断熱材が入れてある自動車を言います。その断熱材のおかげで食品などをそれなりに冷えた状態で輸送できます。ですが、冷凍車のように、荷台部分の内部をマイナス状態まで冷却するような機能は持っていません。

ビジネスの現場で主に利用される冷凍車なのですが、軽トラックなど小ぶりな冷凍車もあるため、レジャーの目的にも応じてくれます。例えば近所のお祭でかき氷を作って売るときは、冷凍車で氷塊を運搬できます。免許がある限り誰でも乗車できる点も利点と言えます。
どっちにも断熱できる機能がある冷凍車と保冷車の違いは、冷凍車には冷蔵機が付いているところです。そのため冷凍車は冷蔵が必要な食品の運送に用いられる場合が多く見られて、他でも冷凍が必要になる薬などを配送する時にもしばしば使われているそうです。
大ざっぱに冷凍車と言いますが、温度設定がいろいろと分かれているので、運搬する荷物も違ってきます。マイナス25℃まで下がる冷凍車の場合には、アイスや冷凍肉類、冷凍魚類を運びます。氷点下前後からマイナス15℃くらいの車種なら冷凍食品を主に運びます。

最近でこそトヨタ自動車やいすゞが最新型の冷凍車をリリースしていますが、もともとは米国内で電車用の冷凍コンテナとして編み出された冷凍車です。その後にトラック向けに改善され、今ではハイブリッド車の冷凍車まで販売されています。その辺の技術開発は日本のお家芸です。
食文化を大分変えたものが冷凍車なのです。冷凍車の良いところは冷凍したままの状態で日本全国に品物を運ぶことができることなのですが、冷凍車があるからこそ私達はそれほど手間をかけなくても調理することができるというようになったのです。毎朝作らなければいけない弁当も冷凍食品のおかげで非常に役立っているという方も一杯いると思います。
陸上輸送を専門にやっている企業は当たり前ですが、冷凍食品などを商っている食品メーカーにも冷凍車は必需品です。加えて、氷のモニュメントなどを提供するイベント業者なども冷凍車が欠かせません。冷蔵と冷凍を兼ね備えたタイプが普通なので、活用の範囲はとても広いと言えます。